レイクウォーク岡谷 オブジェ製作












Photo by Kaori Ooyanagi
長野県岡谷市は、2014 年に岡谷ブランドの方向性を“湖に映える、美しいものづくりのまち”と定め、特に養蚕・絹産業に より近代日本の発展に貢献を果たした歴史を持つことから、ブランディング戦略の中心に「新しいシルク文化がうまれる まち」「童画とアートに出会えるまち」を置いています。
このような岡谷市の活動を背景に、岡谷ブランドの一つである 「シルク文化」を象徴する繭(コクーン)をモチーフに、アートオブジェ「ダイヤモンドコクーン」は製作されました。
長野県岡谷市にショッピングモール「レイクウォーク岡谷」をオープンしたユニー株式会社は、エコ・ファースト企業※として低炭素社会・循環型社会・自然共生社会を実現させた持続可能な社会を構築するために、企業活動を通して貢献していくことを環境理念として掲げています。
「ダイヤモンドコクーン」は、両社の想いと活動を、岡谷ブランドの一つである「シルク文化」をモチーフに融合させ製作されたものです。
絹の歴史と美しさが視覚的に体感できると同時に、繭に抱かれ ているような心地よさと安心感を表現しており、諏訪エリア最大級規模のショッピングモールとして、 地域の皆様にとって憩いの場所でありたいというレイクウォーク岡谷の想いとも重なっています。
※エコ・ファースト企業:環境省が認定した環境保全に関する各業界のトップランナー企業で、ユニー株式会社は 2008 年 4 月 21 日に環境大臣より認定されました。
Concept
諏訪湖のほとりに舞い降りた、
一匹の七色の蚕。
蚕と共に暮らして来た
岡谷の人々は、
毎日桑と愛を届け、
蚕は大きく大きく育ちました。
やがて蚕は糸をつむぎはじめました。
人間との絆を示すように
永遠を意味する8の形に頭を振りながら、
光や環境に併せて輝きをかえる糸を。
その美しい糸を
宇宙の神秘を解き明かす鍵、
素数の法則をもとに人々は
コクーン(繭)をつくりあげたのです。
こうして蚕の贈り物、
ダイヤモンドコクーンが誕生しました。
Designed by Leif Deign Park