大塚家具アップサイクル家具「 Un-TIQUE NEWTIQUE」

大塚家具とコラボアップサイクル家具「Un-TIQUE NEWTIQUE」

アンティークではないからこそ、
クリエイターのアイディアでアンティークに挑戦

 

 

家具リユース市場の創出と活性化に向けて、同事業を本格始動した株式会社大塚家具。買い取り・下取りキャンペーンを通じて集まった家具を、REBIRTH PROJECTのクリエイターのアイディアでさまざまな形でアップサイクルした商品ラインナップ「Un-TIQUE NEWTIQUE(アン・ティーク ニューティーク)」を開発しました。

まず桐ダンスや座卓などの和家具に着目。ライフスタイルの変化によって使われ方に変革が必要であると判断し、座卓にはアイアンの脚を、桐ダンスは立方体のフレームをつけることで、テーブルや飾り棚に転換し、和の要素をモダンに転換しました。

続いて、いい味のエイジングを経た家具には、さまざまな背景を持った生地の替えでアレンジ。ジーンズメーカー、エドウインの厳しい検査基準からイレギュラー品とされてしまった「503」などの型落ちデニムを株式会社TAOS協力のもと、パッチワークにしたチェアを制作しました。カスタマーに使いこまれることで、新しいヴィンテージテイストになっていくことが狙いです。パッチワークについては、インテリアテキスタイルディーラーの株式会社ニートから提供された型落ちカーテンカタログをリメイクした、マルチカラーシリーズも制作。

さらにレザーは害獣として駆除された鹿革の利活用を目指し、やわらかなヌメ革をあしらい、飴色に変化していく過程を楽しんでもらいます。

形が異なる上質の木製家具を同じ色に塗装することで、形をより際立たせ、さらにコーディネイトしやすくしたシリーズや、端材をグラフィカルに組み合わせ合板にしたり引き物にして、リユース家具と組み合わせるなどといったシリーズも登場。

ブランド名「Un-TIQUE NEWTIQUE」には「アンティークではないからこそ、新しいアンティークにチャレンジする」という想いが込められ、いずれも新しいものと古いものを組み合わせ、これまでの経年の変化を楽しみならが、ストーリー性の高い家具との、さらなる関係を深めていけるようなインテリアのあり方を提案していきます。

今後はアライアンスNEW RECYCLEとして、大塚家具が取り組む「信頼できるリユース市場の創造を通じて、価値があるにも関わらず廃棄されている家具を使い継ぎ、天然資源と環境の保全に大きく貢献できるだけでなく、家庭内で有効利用されていない良質な家具を再び市場に戻し、次のオーナーへと届ける架け橋となり、大量生産・大量廃棄のファスト・ファニチャーとは異なる新たな選択肢を提供すること」を共に目指していきます。

Clad Series 

いい形の家具を、色を統一することで、新しさを“纏う(Clad)”。形はもちろん木の地色がバラバラだと、形が気に入っていても共存しにくい家具を、色が一色になることでコーディネイトが容易になるのが特徴です。形がすばらしいからこそ実現可能な、また使い継いでいくためのひとつのソリューションだと考えます。

 

Patching Series 

ヴィンテージ加工など、経年変化と楽しむ文化があるデニムと、家具のコラボが実現。ジーンズメーカー、エドウインの厳しい検査基準でイレギュラー品となったジーンズを丁寧にパッチワークに。古着などひとつひとつ色目や形を厳選しながら、ファッション性の高い家具が誕生しました。 デニムのほか、インテリアショップNEATより提供された型落ちとなったカーテン見本帳をパッチワークしたマルチカラーを楽しむラインも。

 

Nude Series 

家具をまた無垢の状態に戻してみることをコンセプトに、作成されたシリーズ。まず木の素地を削りだし、白木のさらりとした質感に戻します。また日本国内で年間50万頭も駆除されていると言われる鹿を有効活用するために、ヌメ革を貼り、しっとりとした柔らかさと、エイジングを堪能できるのが魅力です。木とレザーの”ヌード(Nude)“の状態から、新しい家具との関係性をつくっていってもらいたい思いを表現しています。

 

Rods Series 

丁寧につかわれていたことを物語るエイジング感のある桐タンスに、金属フレームをセットし、現代のライフスタイルにフィットするアイテムに転換していきます。桐ダンスのパーツをカウントする“竿”をひとつの“ロット(Rod)”と捉え直し、竿に分かれるという桐ダンスの特徴を逆手にとって、3つの竿から3つの別の戸棚やラックを作るなどして展開していきます。

 

Stand by chair Series 

これまで座卓が、現代の椅子中心としたライフスタイルにマッチするために“立ち上がった(Stand)”!家族の団らんの中心に位置するのにふさわしい、重厚感や安心感を演出しながら、座卓ならではの脚のフォルムが、遊び心のある新しいアクセントになっているという、ウィットに富んだ進化に注目ください。

 

PiLe Series 

さまざまなシーンで利用された材木を積層することで、豊かな表情が生まれる合板。古い材木からつくられた新しい板を、つかいこまれた脚と組み合わせるという、背反する要素がミックスされたシリーズは、これまでのエイジングと、これからのエイジングを楽しんでいただくための仕掛けが盛り込まれています。

 

株式会社大塚家具について
1969年の創業以来、総合インテリア企業として、お客様により豊かな住空間を提供することを使命に、世界中の優れた商品を、リーズナブルな価格で充実したサービスとともに提供することに注力してきました。昨年、お客様とともに考え、ともに新しい暮らしを創造することを目指し、企業ブランドロゴとともに企業スローガンを「幸せをレイアウトしよう。」に一新。お客様の住まうことに関わる様々な悩みにお応えする「ソリューション提案企業」として様々なサービスを提供しています。一昨年10月には、「リンテリア株式会社」を設立。昨年9月よりリユース事業を本格展開し、良質な家具のリユース市場を確立する新たな取り組みを始めました。

NEW RECYCLEについて
これまでリバースプロジェクトでは、1964年に考案された三角形のメビウスを基本としてきたリサイクルマークが、時代やリサイクル環境の変化、さらにリサイクル技術の向上によって、進化すべきだという仮説のもと、新たなる「NEW RECYCLE MARK」の提案をアート展での作品発表を通じて行ってきました。その経験をもとに、新しいリサイクルのあり方を、リサイクルや再資源化に携わるさまざまな領域の方々と共に提案していくことで実現しようと、リサイクルの文化啓蒙や市場の拡大を狙った協業体制であるアライアンスを設立。今後参画企業・団体と連携しながら、「リサイクルの価値向上」と「リサイクルビジネスの活性化」をミッションに活動していきます。その第一号パートナーとして、これまで「長く安心して使える品質のよい家具」を提供してきた大塚家具が参画。今後大塚家具との協業を通じて、丁寧に使い繋がれていく家具やモノに囲まれる暮らしの提案を行っていきます。

エドウインについて
1960年代に誕生して以来、理想のデニムをつくるために、糸から染色、織り、縫製、フィット、ウォッシュ加工まで、すべてのジーンズを形作る工程に独自の理念と基準をもうけて、徹底したものづくりを行って来たジーンズメーカー。革新的な加工を世界に先駆けて実施するなど、熟練した技術と細やかな感性から生み出されるアイテムはファッション性と機能性を兼ね備え、多くのファンを生み出しています。すべての商品のケアラベルにコードナンバーが記載し、「とこで」「だれが」「いつ」つくったのかが明らかになるトレーサブルな商品管理を実施、環境や安全性に配慮したものづくりの面でもリーディングカンパニーとして高い評価を受ける企業のひとつです。厳しい検査基準でイレギュラー品となったジーンズを集め、リメイクカンパニーのTAOS協力のもと、パッチワークにアレンジ。エドウインを象徴する「W」の文字の入ったポケットも活かしたデザインに落とし込みます。

株式会社TAOSについて
国内では珍しいヴィンテージ古着のリメイク加工専門工場(渋谷区恵比寿)。主にサイズやコンディションやデザイン面が理由でアパレル市場に供給できない欧米古着と生産過程で必ず生まれる残布などを徹底活用。“存在感”ある経年変化した古着特有のプリントや柄や絶妙な素材感を生かしながらパッチワーク手法を用いて仕上げられる“アップサイクル”を提唱するリサイクルテキスタイルブランド「U.C.TILE FABRICS」を展開。そこから高いファッション性と唯一無二のスタイルを兼ね備えたアイテムを生み出すプロダクトラインを展開中。

DESIGNER:NAOKI HIRAKOSO, TAKASHI UENO, KAZUKI OKAI
DIRECTER:YUSAKU SEKINE
PRODUCER: MARICA NIIRO